揺動棚の異音(R1-151A) / 受網の取り外し(SR18、AR335) / 受網の交換(AR32)
クボタ・コンバインR1-151Aで、揺動棚の軸受部です。
軸受メタルが破損してガタガタなので、脱穀レバーを入れると異常な音がでます。
摩耗した軸受メタルです。
このメタルは、軸受部に左右2個づつ計4個取り付いています。
揺動棚を支持し、回転動力が伝わります。
グリースを全面に塗付して取り付けます。
固定プレートをボルト4本でしっかり固定します。
クボタ・コンバインSR18で、受網の取り外し方です。
上下に2分割しますが、上下とも乗せてあるだけです。
とても簡単に取り外し出来ます。
上側の受網を手で上に引き上げます。
やり難い場合は、上下の受網の隙間にマイナス・ドライバの先端を差し込んで起こすなどします。
このように揺動棚が丸見えになり、掃除点検し易くなります。
ちなみに受網は消耗品なので、使用時間過多で破れます。
特に、上側の受網が消耗します。
次いでクボタ・コンバインAR335で、受網の取り外しです。
SR型と同じです。
クボタ・コンバインAR32で、受網(コーンケーブ)の交換です。
上側(写真左)の受網は特に酷いです。
フレームから受網を外します。
サラコネジと頭部10㎜の平座付きナットで固定されてます。
サラコネジとナットが共回りして外せない場合は、ディスク・グラインダで削って取り外します。
サラコネジと共にレールも摩耗して千切れそうなので交換します。
必ずサラコネジも同時に交換することを勧めます。
専用のサラコネジは特殊な形をしていて、最初から緩み止めのシール剤が塗付してあります。
ナットは程よく締めます。
締め過ぎるとサラコネジはどんどんめり込んでいくので、めり込む手前で止めます。
:追加
クボタ・コンバインですが、前項のようなコーンケーブ交換は必要なくなりました。
現在(2015年)では、受網の仕様が樹脂製から金属製に変更されているので、ごっそり交換になります。
左写真は、クボタ・コンバインSR30の受網交換で、元の樹脂製から仕様変更後の金属製を取り付けたところです。