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乾燥機修理

張込ボタン押しても作動しない(EA130SR) / 下部スクリュ交換(RVD500) / 循環で詰まる(NCD50GX7)



EA130SR 電磁接触器カネコ乾燥機EA130SRで、張込ボタンを押しても作動しない症状です。

手動では作動する事と、自動時に張込ランプは点灯するので、電磁接触器(MC)のコイル断線を疑います。

EA130SR 電磁接触器 コイル 抵抗測定左側MC(メイン)のコイル抵抗を測定します。

配線を外して測定しますが、回路上は外さなくても漏電しない限り測定値に影響はありません。

測定の結果メガ表示だったので、断線ということです。

EA130SR 電磁接触器 仕様定格容量からして、コイル抵抗値は確か1~2kΩだったと思います。

右側のスロワ用MCは全く同じ物なので、これと入れ替えしました。

スロワを使わない設備で必要なかったからです。

ちなみにサーマル・リレー(MC下)は交換せずそのままです。



RVD500 下部スクリュ・ケースカネコ乾燥機RVD500で、下部スクリュの交換です。

遠赤タイプは、下部スクリュの摩耗が早い!?みたいです。

ケースごと引き抜けるので、交換は楽です。

RVD500 下部スクリュ 後部 摩耗摩耗した下部スクリュの後部です。

摩耗具合は、乾燥機後側の下部スクリュ・ケース上にある点検蓋を外して、中をライトで照らせば見えます。

RVD500 下部スクリュ 前部 摩耗摩耗した下部スクリュの前部です。

酷くなると、排出時、循環時に詰まります。

RVD500 下部スクリュ 交換交換後の下部スクリュです。

前項の写真と比べれば違いがよく分ります。



NCD50GX7 張込 籾漏れ山本乾燥機NCD50GX7で、シャッタ・ドラムが回転していない状態(張込時)なのに籾が漏れる症状です。

点検口から見ると、ドラムとボロボロになったシャッタ・ベルトの間に隙間があることが確認できます。

ここから漏れ、循環時には詰まってしまいます。

NCD50GX7 シャッタ・ドラム 取り外し後 点検口(下窓)まず、シャッタ・ドラムを取り外します。

シャッタ・ドラムは左右にあり、正転逆転を繰り返す仕組みになっています。

左右とも同じドラムですが、位相は180度ずらして取り付いているので、交互に籾が落ちる構造です。

NCD50GX7 シャッタ・ドラム シャッタ軸受け 摩耗破損軸受けメタルが摩耗して、シャッタ軸受け本体まで破れています。

こうなると軸が下がり、シャッタ・ベルトとの隙間も多くなります。

NCD50GX7 シャッタ・ドラム シャッタ軸受け 摩耗破損 取り外し6角レンチでボルトを緩め、ギヤ・プーラを使い駆動ギヤを取り外します。

がた付き調整用のシムが付いています。

通常、乾燥機によって枚数を調整します。
ある程度は適当ですが…。

NCD50GX7 シャッタ・ドラム シャッタ軸受け 交換シャッタ軸受けを交換します。

軸受けメタル付きです。

たっぷりとグリースを塗付しておきます。

シャッタ軸も少し摩耗してますが、特に問題ないのでこのまま使います。

NCD50GX7 シャッタ・ベルト 摩耗ボロボロになったシャッタ・ベルトです。

ベルト押さえを取り外して、シャッタ・ベルトの向きを180度変えて付け直しても良いと思います。

NCD50GX7 シャッタ・ベルト 交換新品のシャッタ・ベルトを注文してしまったので交換します。

思ったより部品は安価でした。

NCD50GX7 シャッタ・ベルト 軸受部 変形左写真のように取り付け部(軸受け部)が変形している事が多いので、ハンマで叩いたりプライヤなどで曲げたりして板金しておきます。

NCD50GX7 シャッタ・ドラム シャッタ・ベルト 取り付け後取り付け後の左右のドラム・ギヤの連結チェーンの弛みです。

メタルが減ってくると、弛みが酷くなってきます。

試運転して、シャッタ・ベルトとドラムの擦れ音がない程度に隙間を無くして取り付けます。