オーバ・ヒート防止(WM716TL、WM606E) / キャブレータ燃料漏れ(HR661A) / エンジン・オイル交換(WM726TL) / スタータ逆ねじ(WM616)
オーレック・ウイング・モアWM716TLで、エンジンがオーバ・ヒート手前です。
空冷式なので防塵カバーが目詰まりすると、空気を十分に吸入出来ず冷却効率が悪くなります。
真夏の炎天下で冷却効率が悪いのは問題です。
防塵カバーを外して、コンプレッサできれいにエア吹き掃除します。
オーレック・ウイング・モアWM606Eで、エンジンの冷却ファン回りの掃除です。
草刈機はどうしてもゴミを多く吸い込むのでオーバ・ヒートする可能性があります。
スタータ・ケースを外してみると、フライホイール(ファン)に大量のゴミが詰まっています。
前項の716とは違い防塵カバーがない機種なので、ファン回りやファン・ケース内側にゴミが溜まり易いです。
ファン・ケースを外して、コンプレッサできれいにエア吹き掃除します。
エア・クリーナも詰まり気味でエンジンの調子が若干悪いので、これも掃除もしておきます。
オーレック・ハンマナイフ・モアHR661Aでキャブレータから燃料が漏れてきます。
キャブレータを取り外し分解掃除します。
燃料が漏れる(オーバ・フロー)症状はニードル・バルブの膠着やバルブ・シート面にゴミが付着するなどが原因ですが、せっかくなので全てきれいに掃除します。
このニードル・バルブはプッシュ・ピンが付いたタイプですが、プッシュ・ピンの動きが悪いです。
このようにプッシュ・ピン回りにキャブレータ・クリーナを吹き付け、指でプッシュ・ピンを押して浸み込ませます。
指でプッシュ・ピンを押し込んで離したら直ぐ内蔵スプリングの力でピンが軽々出てくるまで、ピンの上下を繰り返します。
バルブ・シート面の摩耗もないので燃料漏れはこれで止まります。
全ての掃除を終えたら部品を組み付けていきます。
ニードル・バルブはフロートに掛けながら取り付けます。
オーレック・ウイング・モアWM726TLで、エンジン・オイルの交換です。
搭載エンジンはクボタGR170です。
刈り高さを一番高くしてからドレン・ボルト(頭部14㎜)を取り外します。
ガイド車輪(左前輪)も1番下に下げる(刈り高く)とエンジンはまずまず水平になります。
低床の廃油箱が必要です。
エンジン・オイル注入口は前面右側にあります。
キャップにゲージが付いていますが、エンジン・オイルは上限レベルまで入れます。
大体ですが1ℓ弱入ります。
少な過ぎず多過ぎず、適量が重要ですね。
オーレック・ウイング・モアWM616で、リコイル・スタータの修理です。
中心の留めビスが珍しく左ネジになっています。
こういうパターンがあるので、たかがネジを外すだけと思って反対方向に力一杯ネジを回すのは注意が必要です。