ベルト交換(RC560) / パンク修理(RC560) / 前進できない(FU600) / 車軸オイル漏れ(MK5)
ロビン管理機RC560のベルト交換です。
走行とロータリの動力伝達は、このVベルト(SB37)1本で行っています。
クラッチ・レバーが軽くなったり耕す力が弱くなったと感じた時はカバーを外して確認してみましょう。
ロビン管理機RC560のタイヤのパンク修理です。
溝があまりなくビード部も痛んで空気漏れするチューブレス・タイヤですが、チューブ・タイヤに変えればまだ使えます。
リム・バルブを切断して取り払い、代わりにチューブを入れるだけです。
ビードを落とす必要はありますが、ホイールは2分割するのでとても簡単にできます。
ホンダ管理機FU600で畑でまともに前進できません。
タイヤがパンクしてホイールだけが空転していました。
管理機と言えどもタイヤの空気圧は大事ですね。
タイヤの中に多少の土が入っていますが、とりあえず空気を入れて様子を見ます。
空気圧は1.2㎏/c㎡くらいにします。
空気が抜けるようならチューブ交換ですね。
ヤンマー管理機MK5で、左のタイヤ車軸からオイルが漏れてきます。
オイル・シールを交換する修理なので、タイヤ回りを洗車しておきます。
ジャッキ・アップして左タイヤを外します。
バランスが良くなので、角材を適当に入れて倒れないようにしています。
ギヤ・ケースの保護カバーを外します。
+ネジで固定されています。
オイルは漏れていますが、オイル・シールが思ったよりきれいです。
と言っても、肝心なのは見えないシール摺動部です。
オイル・シールは左右両方を交換します。
先にギヤ・オイルを抜いておきます。
特に深く考えず(何とかなるだろうと思い)右タイヤを外してしまったので、とりあえず右車軸に角材を入れて転倒しないようにしています。
角材の上にあるのはドレン・ボルトとオイル・キャップです。
オイル・シールを外す前に、車軸表面の汚れをブラシで落としておきます。
オイル・シールを取り外します。
軸付きオイル・シールなので、必ずスリーブ(軸側)を先に外します。
マイナス・ドライバで起こせば、比較的簡単に外せます。
オイル・シールを外した後は、ギヤ・ケースとオイル・シール、そして車軸とスリーブの接合面に潤滑剤を吹き付け、#1000の耐水ペーパで軽く磨いておきます。
最後はコンプレッサを使ってきれいにエア吹き掃除するか、ウエスで拭き取っておきます。
オイル・シールを先に取り付けます。
オイル・シールはツバの部分をハンマで直接叩いて打ち込みますが、叩き位置を対角線上にずらしながら少しずつ打ち込む事が重要です。
次にスリーブを取り付けます。
スリーブには鉄パイプをあてがって、その上をハンマで叩いて打ち込みます。
金属音が変われば奥まで入ったということです。
スリーブを奥まで打ち込んだので、左車軸のオイル・シール交換は終わりです。
ここで右車軸の角材を外して左車軸に入れ替え、同様に右車軸のオイル・シールも交換します。
ドレン・ボルトを取り付けたら、ギヤ・オイルを入れます。
トラクタなどに使うミッション・オイルで構いません。
白い塗料の付いたボルトが検油口ボルトで、オイル・レベルになります。
ボルトを外し、穴からオイルが出てくるまで入れます。