ロータリ・クラッチの切れが悪い(KP8) / ベルト交換(SF50)
イセキ管理機KP8で、ロータリ・クラッチの切れが悪い状態です。
ロータリ・クラッチ・ワイヤの動きが悪い事が原因です。
アウタ・ケーブルが根元で折れているため、ワイヤの動きが悪いようです。
ロータリ・クラッチ・ワイヤを交換するので外します。
新品ワイヤは、レバー側から先に取り付けます。
いきなり固定せず、アウタ・ケーブルを目一杯出ている状態にしておきます。
次にロータリ側を取り付けます。
インナ・ケーブルを取り付けてから、アウタ・ケーブルを引いてホルダに入れます。
レバー側でアウタ・ケーブルを張り調整します。
クラッチが確実に入り切り出来るようなるまで、レバー操作を繰り返し確認します。
クラッチを切った時、確実にロータリが止まる事が重要です。
クラッチを切っているのにロータリが回ってしまったら危険です。
△部分がオスとメスで互いに噛み合うとロータリが回る訳ですが、どの程度噛み合うと回るのかを確認しながら調整します。
オーレック管理機SF50で、Vベルトの交換です。
どのメーカの管理機(耕転機)も殆ど同じ手順です。
ノブ・ナットを外し、ベルト・カバーを外します。
Vベルトを外します。
エンジン・プーリ側にあるベルト押さえが邪魔なので、これを固定しているボルトを緩め、ベルト押さえをずらします。
新品のVベルトに交換したら、クラッチを入れます。
Vベルトの背側がベルト押さえに接触しないところで、ベルト押さえを固定します。
元と同じような位置で固定するのが基本です。
クラッチを切ると、左写真のようにVベルトがたわみます。
エンジンを始動し、最高回転でVベルトがつられて回らない事を確認します。