プライマリ・ポンプの戻りが悪い(TRZ260EZ) / セル付きスタータ故障(BC2650Hb)
ゼノア草刈機TRZ260EZで、プライマリ・ポンプの戻りがとても悪いです。
これでは思うように燃料供給出来ません。
まずは燃料フィルタの確認をする必要があるので、燃料タンクから燃料チューブを外します。
マイナス・ドライバの先端を使い、グロメットごと外します。
燃料フィルタを燃料タンクに戻しプライマリ・ポンプを押してみると、すんなり戻るようになっています。
エンジンも問題なく始動し、調子よく吹け上がったので良しとします。
ゼノア草刈機BC2650Hbで、エンジンがかかりません。
セル付きなのですが、スタート・ボタンを押すとカラ回りするような音がします。
取っ手が逆に付いていまが、この取っ手(紐)を引いても同じです。
まずは、リコイル・スタータを外してみます。
プーリを軽く押さえたままスタータの紐を引いてみると、空回りしてプーリが回ろうとしません。
スクリュを外し、プーリを外します。
やはり、スプリングが折れています。
左写真の部品は、セル・モータの回転を伝えるギヤです。
摩耗が酷いですが、今回は紐を引いてエンジンがかかれば良いという事なので、この部品は交換しません。
スプリングが入っているホルダを外すと、普通のリコイル・スタータにあるようなリールが付いています。
紐を巻き取るリールなので当然スプリングが内側に入っています。
落とすとリールが浮き上がりスプリングがばらけてしまう恐れがあるので、落とさないように気を付けます。
スプリングだけで部品が出ないので、ホルダASSYの交換になります。
ホルダASSYをゆっくり取り付けます。
軸回りと爪(ラチェット)がかかる部分に、薄くグリースを塗っておきます。
プーリを入れ、スクリュを締めてしっかり固定します。
リコイル・スタータをエンジンに取り付けた後、紐を引いてエンジンを始動できたので良しとします。