草刈機のエンジンまわり7

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ラビット草刈機NB2560Hで、始動はするが吹け上がりません。

スパーク・プラグのカーボン付着が凄く、燃料フィルタも詰まっていたので、スパーク・プラグは交換し、燃料フィルタはとりあえず掃除して再度試してみたのですが、症状は変わりません。

これらの症状からして排気の抜けが悪いのではと疑い、排気孔を確認します。

エンジン・カバーを外し、マフラを外します。

マフラを外してみると、大量のカーボンで排気孔が塞がっています。

左写真で分かるように酷い状態です。

100:1の混合ガソリンを使用しているので、25:1よりはカーボンが付き難いと思うのですが、長期間低速回転で使用するとこのようになります。

2サイクル・エンジンは、構造からして未燃焼ガスが少し排気されてしまう欠点があるので、低速回転では排気する勢いが弱く燃料も濃い状態なので、排気孔にカーボンが付着し易くなります。

カーボンを付着し難くするには、中速~高速回転で使用するのがベストだと思います。

デメリットとして、振動や騒音で身体的負担が増えたり燃費が悪いなどありますが…。

ピストンを上死点まで上げてから、排気孔にキャブレータ・クリーナを吹き付けます。

マフラ側にも吹き付けます。

キャブレータ・クリーナで気持ち良く落ちるようなものではありませんが、何もしないよりはマシです。

マイナス・ドライバの先端で、少しずつ削り落としていきます。

ピストンが上死点にいる事でカーボンが燃焼室に入らないようにしていますが、削り取ったカーボンは全て外へ掻き出します。

カーボンを全てきれいに削り落とします。

細かいゴミは潤滑剤で洗い流し、コンプレッサでエア吹き掃除しておきます。

マフラもきれいにします。

こちらも最後はコンプレッサでエア吹き掃除します。

外した部品を元に戻しエンジンを始動してみると、勢い良く高回転まで上がるようになりました。

キャブレータの分解掃除は必要なく、これで良しとします。

スパーク・プラグの他、燃料ホースと燃料フィルタも交換です。

燃料ホースは、ゴムが硬化し寿命がきていたためです。



ロビン草刈機NB2310Hで、エンジンが全く始動しません。

キャブレータのベンチュリ奥に直接潤滑剤を吹き付けてからリコイル・スタータの紐を引いても、「プスッ」とも言いません。

プラグの火花は正常に出ている事を確認済みです。

エンジン・カバーを外してから、フライホイールを点火位置にした時の、プラグ取り付け穴から見えるピストンの位置がおかしい事に気付いたので、クラッチ・ハウジングなどを外しエンジン単体にします。

フライホイールからクラッチ・シューを外します。

フライホイールのキーが切れていて、点火タイミングがずれていた事が今回の原因です。

外したフライホイールです。

左写真で分かるように、完全にキーが切れています。

キーと一体もののフライホイールなので、フライホイールを交換しなければいけません。






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