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草刈機修理

アイドリングで止まる(NB2670U)



NB2670U エア・クリーナ キャブレータ 取り外しラビット草刈機NB2670Uで、アイドリングにするとエンジンが止まってしまいます。

また、何とかエンジンを始動しスロットル・レバーをゆっくり上げていくと、最高回転まで止まらずに吹け上がりますが、スロットル・レバーを一気に上げるとエンジンが止まります。

燃料供給が追い付いていない感じなので、キャブレータのダイヤフラム・ポンプの状態を確認する必要があります。

NB2670U キャブレータ 取り外し後燃料チューブとスロットル・ワイヤを外し、キャブレータを取り外します。

燃料フィルタの詰まりも原因になりえますが、最初の確認で、プライマリ・ポンプの動きがとても良くしっかり燃料供給が出来ていたので、とりあえず無視します。

NB2670U キャブレータ 分解前 取り外し前4本のスクリュを外し、ポンプ・プライヤでポンプ・ボディを掴み引き離します。

キャブレータを分解掃除する間に、エンジン側インシュレータのダイヤフラム・ポンプを作動させる穴に、キャブレータ・クリーナを吹き付けておきます。

NB2670U キャブレータ ダイヤフラム・ポンプ 取り外し前ダイヤフラム・ポンプを外す前ですが、症状が出る程の硬化はなさそうです。

今回は、どちらにせよダイヤフラム・ポンプを交換する予定での修理なので、指で掴み無理やり剥がします。

NB2670U キャブレータ メイン・ノズル キャブレータ・クリーナ 吹き付け原因は結露!?による錆びで、ダイヤフラム・ポンプがボディ側にくっ付き、動きが悪くなった事です。

メイン・ノズルにキャブレータ・クリーナを吹き付けて掃除しておきます。

アジャスト・スクリュ側(外して)からも吹き付けます。

NB2670U キャブレータ ダイヤフラム・ポンプ 赤錆左写真で分かるように、ダイヤフラム・ポンプのポンプ部(ダイヤフラム膜)に赤錆が付着しています。

ダイヤフラム・ポンプを剥がした直後の写真を撮り忘れてしまったので、左写真は、メイン・ノズルにキャブレータ・クリーナを吹き付けた後のものです。



NB2670U キャブレータ ダイヤフラム・ポンプ 取り付け前ポンプ・ガスケットの合わせ面をきれいにします。

NB2670U キャブレータ ダイヤフラム・ポンプ(新品) ポンプ・ガスケット(新品)新品のダイヤフラム・ポンプとポンプ・ガスケットです。

NB2670U キャブレータ ダイヤフラム・ポンプ 取り付けキャブレータ・ボディにガスケット、そしてダイヤフラム・ポンプを取り付けます。

NB2670U キャブレータ ポンプ・ボディ ダイヤフラム・メタリング 捲りダイヤフラム・メタリングを少し捲り状態を確認しましたが、目視からもメタリングを含めニードル・バルブ回りの詰まりはなさそうです。

これ以上の部品は外さず、各穴にキャブレータ・クリーナを吹き付けて簡単に掃除しておきます。

NB2670U キャブレータ ポンプ・ボディ ダイヤフラム・メタリングダイヤフラム・メタリングは問題ないので、このまま組み付けます。

今回は状態が良いのでこのままいきますが、通常このダイヤフラム・メタリングは、ダイヤフラム・ポンプとセットで交換したほうが良いものです。

NB2670U キャブレータ 最高回転数 調整キャブレータを元に戻し、エンジンを始動しスロットル・レバーを全開にします。

そして、アジャスト・スクリュを回して最高回転数を調整します。

最高回転数を上げ過ぎるとエンジンが焼ける可能性があるので、適度に調整しておきます。

アイドリング時、そして一気にスロットル・レバーを上げた時、ともにエンストする事はないのでOKです。