草刈機のエンジンまわり8

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ラビット草刈機NB2670Uで、アイドリングにするとエンジンが止まってしまいます。

また、何とかエンジンを始動しスロットル・レバーをゆっくり上げていくと、最高回転まで止まらずに吹け上がりますが、スロットル・レバーを一気に上げるとエンジンが止まります。

燃料供給が追い付いていない感じなので、キャブレータのダイヤフラム・ポンプの状態を確認する必要があります。

燃料チューブとスロットル・ワイヤを外し、キャブレータを取り外します。

燃料フィルタの詰まりも原因になりえますが、最初の確認で、プライマリ・ポンプの動きがとても良くしっかり燃料供給が出来ていたので、とりあえず無視します。

4本のスクリュを外し、ポンプ・プライヤでポンプ・ボディを掴み引き離します。

キャブレータを分解掃除する間に、エンジン側インシュレータのダイヤフラム・ポンプを作動させる穴に、キャブレータ・クリーナを吹き付けておきます。

ダイヤフラム・ポンプを外す前ですが、症状が出る程の硬化はなさそうです。

今回は、どちらにせよダイヤフラム・ポンプを交換する予定での修理なので、指で掴み無理やり剥がします。

原因は結露!?による錆びで、ダイヤフラム・ポンプがボディ側にくっ付き、動きが悪くなった事です。

メイン・ノズルにキャブレータ・クリーナを吹き付けて掃除しておきます。

アジャスト・スクリュ側(外して)からも吹き付けます。

左写真で分かるように、ダイヤフラム・ポンプのポンプ部(ダイヤフラム膜)に赤錆が付着しています。

ダイヤフラム・ポンプを剥がした直後の写真を撮り忘れてしまったので、左写真は、メイン・ノズルにキャブレータ・クリーナを吹き付けた後のものです。





ポンプ・ガスケットの合わせ面をきれいにします。

新品のダイヤフラム・ポンプとポンプ・ガスケットです。

キャブレータ・ボディにガスケット、そしてダイヤフラム・ポンプを取り付けます。

ダイヤフラム・メタリングを少し捲り状態を確認しましたが、目視からもメタリングを含めニードル・バルブ回りの詰まりはなさそうです。

これ以上の部品は外さず、各穴にキャブレータ・クリーナを吹き付けて簡単に掃除しておきます。

ダイヤフラム・メタリングは問題ないので、このまま組み付けます。

今回は状態が良いのでこのままいきますが、通常このダイヤフラム・メタリングは、ダイヤフラム・ポンプとセットで交換したほうが良いものです。

キャブレータを元に戻し、エンジンを始動しスロットル・レバーを全開にします。

そして、アジャスト・スクリュを回して最高回転数を調整します。

最高回転数を上げ過ぎるとエンジンが焼ける可能性があるので、適度に調整しておきます。

アイドリング時、そして一気にスロットル・レバーを上げた時、ともにエンストする事はないのでOKです。





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