ギヤ・ボックスにグリース注入(WM747、AZ736B)
オーレック・ウイング・モアWM747で、シーズン毎に行うギヤ・ボックスのグリース注入です。
ウイング・モアのメンテナンスで、最重要項目です。
頭部10㎜の固定ボルトを4本ずつ外して、左右のギヤ・ボックスの蓋をそれぞれ外します。
パッキンを破らないように、気を付けて慎重に蓋を外します。
1シーズンみっちり使用している事もあり、ギヤ・ボックス内のグリースが切れてます。
ギヤ・ボックス内にグリースを6~7割注入し、蓋をします。
ここで使っているのは、ホーム・センタなどでも売られている2硫化モリブデン入りグリースです。
従来のグリース・ニップルを用いてグリース・アップする方式ではなく、このように少し面倒になりましたが、直接ギヤ回りを確認出きて故障時の修理も容易になったので、個人的にはこちらの方がいいと思います。
次は、ジョイント・パイプ(メス)とジョイント(オス)のスライド摺動面にグリースを塗付するので、モア本体を壁にもたれ掛けて倒れないようにし、ロータリ・カバーを倒します。
左写真のように、カバー・リングを外してから、左側のジョイント・カバーだけを外します
従来のユニバーサル・ジョイントとは違い、左写真のような十字ベアリングを使用しているので、注油できるのはジョイント・パイプとジョイントの摺動面だけです。
ジョイントのスプライン全体にグリースを塗付したら、ジョイント・カバーを元に戻します。
共立ウイング・モアAZ736B(オーレックWM736B)で、シーズン毎に行うギヤ・ボックスのグリース注入です。
その前に、横軸パイプの固定ボルト4本を増し締めしておきます。
このボルトは割りと緩んでる事があります。
右側のギヤ・ボックスの蓋を外します。
蓋は、頭部10㎜のボルト4本で固定されています。
シーズン毎にグリース・アップを行っていますが、完全に油分が無くなっています。
ギヤ・ボックス内にグリースを注入します。
6~7割の注入でOKですが、それ以上入れても構いません。
左側のギヤ・ボックスも蓋を外してグリースを詰めておきます。