エンジンはかかるが20~30秒で止まる(FH602)
ロビン動力散布機FH602で、エンジンはかかるが必ず20~30秒で止まってしまう症状です。
止まった後でもエンジンはすぐかかりますが、同じようにまた止まります。
まずは、燃料がしっかり出ているか確認するため、燃料コックを外します。
2本のスクリュを外すだけです。
左写真で分かるように、燃料コックを開いているのに燃料の落ちがとても悪いです。
燃料が勢いよく落ちてきます。
という事で原因は燃料キャップです。
嵌めてあった燃料キャップは草刈機用のものでした。
大気側と繋がる空気穴は、キャップ内側からねじ山の切り込みを通じて繋がっています。
左写真は、動力散布機用の純正品の燃料キャップです。
外した燃料キャップと違うところは、大気側に繋がる空気穴がキャップの上面に開いているところです。
燃料キャップを交換後に動作確認したら、やはり途中で止まる事は一切ありません。
燃料キャップを無くしたからと言って、何でもいいから嵌めるのはよくないという事です。