サクション・ホースの差し込み / ピストン・パッキン交換(DLPC10) / L型パッキン交換(A-S) / シャッタ掃除(FS501、FH601)
ポンプのタケノコ継ぎ手を吸水ホースに差し込む方法です。
左写真は1寸ですが、2寸以上も同じで力ずくでは入りきりません。
まず、ハンマで吸水ホース差込口全体を万遍なく叩いて柔らかくします。
※この方法を3寸以上で行うとヒビが入ります。
次に、タケノコ継ぎ手と吸水ホースの接合部全体にエンジン・オイルをたっぷり垂らします。
ちなみに、ミッション・オイルでは硬い分だけ滑りが悪いです。
左写真は、工進のワンタッチ・カップリングです。
差し込む前に、吸水ホースにホース・バンドを通しておきます。
そして、タケノコ継ぎ手を吸水ホースに一気に差し込みます。
最後は、ホース・バンドをしっかり締めて完了です。
他の方法としては、足で踏む、お湯で温める、火で炙るなどあります。
マルナカ背負人力噴霧器なかよしスプレーDLPC10で、ピストン・パッキンの交換です。
交換理由は、圧縮ない、吸わない出ないです。
トウカイ噴霧器肩掛形A-Sで、L型パッキンの交換です。
このパッキンが傷むと摺動部から水(薬液)が漏れます。
ヤンマー動力散布機FS501で、タンク内シャッタの掃除です。
押さえ金具は、左に回せばロックが外れます。
設定ダイヤルを1k除草剤から肥料に変えるとシャッタ開度が大きくなるので、このように付着した汚れが見えます。
むしろ、シャッタをごっそり取り外すとよく分かります。
シャッタは載せてあるだけなので、持ち上げて取り外します。
掃除後のシャッタです。
開閉部のゴムは然程痛んでなく、シャッタを閉じた時にしっかり密閉するので問題ないです。
後は、組み付け時に開度レバーを一杯閉じて、シャッタに隙間がないことを確認します。
ロビン動力散布機FH601で、開度レバーが重くなってきたのでシャッタ部の掃除をします。
左写真のように、シャッタ・ケースを分解して掃除します。
最初に、2つのゴム・ホース・バンドのネジを緩めてから、散布管(L部)を回して横ずらししつつゴム・ホースを外します。
その後、シャッタ・ケースの固定ネジ(+)6本を外してシャッタ・ケースを分解します。
シャッタ・ケースの片割れで、掃除後のきれいな状態です。
シャッタが上下することで散布量が変わります。