途中で止まる(CBS750)
サタケ精米機CBS750で、精米の途中で止まります。
糠袋に糠が殆ど溜まらないので、糠が通る箇所を外して掃除したとの事です。
実際に精米してみると、動かない訳ではないですが糠が取れません。
左写真で分かるように、糠まるけで出てきます。
これでは駄目なので、シャッタを閉じスイッチをOFFにし精米を止めます。
側面カバーを外し、除糠網の下にあるホッパを外します。
糠が排出されてません。
確かにこのまま精米し続けると詰まって止まりますね。
ジャバラ管の中も糠が滞留したままです。
この先の糠袋にも糠が入ってません。
まずは、ホッパとジャバラ管の糠をきれいに取り除いておきます。
下から除糠網を覗いてみると、ケースの上の方から除糠網まで糠がしっかりこべり付いています。
除糠網を外します。
マイナス・ドライバの先端を隙間に入れ、起こすだけで簡単に外せます。
ロールの空気通り口が詰まり気味なので、マイナス・ドライバの先端でこすり落とします。
この穴が塞がると、糠の落ちが悪くなります。
反対側も掃除します。
ケース全体にこべり付いた糠もきれいに落とします。
ベルト・カバーを外し、プーリ側からコンプレッサでエア吹き掃除します。
この穴から空気が送られる構造になっています。
原因となる箇所を一通り掃除したので、外した部品を元に戻します。
Vベルトの摩耗や亀裂もなくプーリも楽に回るので、ベルト・カバーを取り付け、とりあえず精米してみます。
ちなみに精米するのは未熟米です。
白米に糠が付着せず、糠袋に糠が溜まるようになったので良しとします。
今回は、単に搗精部の掃除が不十分だったという事ですね。
精米してしまうと、これが未熟米だと分かりませんね。