ラジエータの冷却水漏れ(E2304) / ノズル・ホルダから燃料漏れ(E2304) / ヘッド・ガスケット交換(GL220)
日の本トラクタE2304で、ラジエータの水漏れです。
コア(フィン部)下のロア・タンクから漏れています。
ラジエータと車体フレームとの固定はボルト2本だけです。
固定ボルト(頭部14㎜)は、錆付いていてかなり固いです。
潤滑材を注して取り外します。
また、ロア・タンク下の固定ボルト取付部に、バッテリ+線が通っているので外す必要があります。
循環ホース(アッパ・ホース、ロア・ホース大小)とサブ(リザーバ)・タンク・ホースの計4本を外して、ラジエータを取り外します。
ラジエータを取り付けた後、冷却水を一杯まで入れたらエア抜きをします。
キャップを取り付けずに1500回転くらいで4~5分エンジンを回します。
その後、冷却水が減ったら一杯まで追加してキャップを取り付けます。
日の本トラクタE2304で、噴射ノズル回りから燃料が漏れます。
珍しい症状で、ノズル・ホルダの上辺りから漏れています。
左写真の戻りホースは、一度外したため濡れているので今回の症状とは関係ありません。
左写真で、一番左にあるものがノズル・ホルダです。
ノズル・ホルダとノズルは、それぞれ正ネジで固定されています。
ちなみに、この噴射ノズルの圧力調整はシム式です。
古い機械で部品発注できるか分らない状態(実際は供給不可)だったので、噴射ノズルにシール・テープを巻いてノズル・ホルダに組み込みました。
燃料戻りホースは、硬化していたので交換しておきます。
耐油ピンク・ホースで代用しておきます。
ホーム・センタなどで売られているものです。
一応、燃料漏れが止まったので良しとします。
クボタ・トラクタGL220のシリンダ・ブロックで、ヘッド・ガスケットの交換です。
ラジエータのサブ・タンクから水が噴き出してきたら、ヘッド・ガスケットが切れたということです。
古いガスケットのめくりカスをきれいに除去してから、新しいヘッド・ガスケットを載せます。