バッテリ交換(T245D)
クボタ・トラクタT245Dで、キーSWを回してもセル・モータが回らずエンジンがかかりません。
メータ・パネルの表示灯がうっすら点くので、典型的なバッテリ上がりの症状です。
バッテリを交換するので、ボンネットを開けます。
最初にマイナス端子のバッテリ・ターミナルを外すので、その固定ナット(頭部10㎜)を緩めます。
プラス端子のバッテリ・ターミナルから外しても問題ありませんが、その時は工具をボディの金属部分に接触させないように注意します。
もし接触すると、ヒュージブル・リンクが切れる可能性があります。
バッテリ・ターミナルは、手で掴んで右に左にグイグイ回してから引き抜きます。
外れない場合は、ウォータ・ポンプ・プライヤを使います。
次にプラス端子のバッテリ・ターミナルを外すので、その固定ナット(頭部10㎜)を緩めます。
バッテリ固定金具を外すので、その固定ナット(頭部10㎜)を左右両方とも緩めます。
バッテリの固定金具を外します。
これは、バッテリ・ターミナルを外す前に行っても構いません。
バッテリを取り外します。
コンプレッサが無い現場なので、掃除はきれいに出来ません。
新しいバッテリを取り付け、固定金具でしっかり固定します。
固定金具の固定ナットは、締め過ぎないようにします。
バッテリ・ターミナルの取り付けは、プラス端子から行います。
頭部10㎜の固定ナットを締め付けます。
次はマイナス端子です。
端子に被せてある黒いキャップを外します。
マイナス端子のバッテリ・ターミナルを取り付け、固定ナット(頭部10㎜)を締め付けます。
エンジンの始動を確認出来たので、前面カバーを取り付けてボンネットを閉めます。