トラクターの電装まわり9

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クボタ・トラクタKL300で、燃料計が正しく表示されません。

燃料を満タンに入れてありますが、エンジンを始動すると「燃料を給油」と表示されます。

燃料の残り具合に関係なく、このような表示が出るそうです。

まずは、燃料タンクの上にある油量レベル・センサ(センダ・ユニット)のカプラ回りを、コンプレッサでエア吹きしてきれいにします。

どこに問題があるか確認するため、カプラ(メス側)を外します。

キーSWをONにします。

当たり前ですが、メータ・パネルの燃料計は残量が全く無い表示になります。

ここで、エンジンを始動すると前述のようになります。

左写真のように、3ピン(メス)のうち銅線が繋がっている2ピン間を短絡させます。

3ピンのカプラですが、使っているのは2ピンだけという事です。

ピンの指し込み穴が小さいので、細い銅線を差し込んでいます。

燃料計が満タン表示です。

短絡という事で電気抵抗が無いので、これは正しい反応です。

これで、メータ・パネル側と配線には異常が無いと判断出来ます。

残るは油量センサの確認ですが、サーキット・テスタで2ピン間の抵抗値を測定したら、僅か2.6Ωとほぼ抵抗がなかったので、燃料が満タンなのでほぼ正常だという判断になります。

これらの事から、ピンの接触不良が原因だと考えられます。

接点不良を起こし難い防水カプラですが、稀にこういう事が起こります。

カプラのピン回り(オスメス両方)に接点復活剤を吹き付け洗浄し、カプラをしっかり差し込みます。

エンジンを始動し正しく燃料計が作動する事を確認出来たので、これで良しとします。





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