片培土機の取り付け(RL180R) / フレール・モアの刈刃交換(FNC1200) / ウイング・ハローでオイル漏れしたまま使用した結果(WAS2400B)
クボタ・ロータリRL180Rで、右の片培土機の取り付けです。
水平な場所に移動し、デプスを切り、ロータリ・カバーの右下端の補助カバーを取り外します。
ロータリ・カバーを上げれるだけ上げてから、片培土機を取り付けます。
耕運軸(爪)を手で回し、片培土機に接触しない事を確認し前方に寄せます。
ロータリを下(爪が地面に付く)まで下げて、後2輪ハンドルを回し片培土機が少し浮くくらいの位置(適当)にします。
この設定が標準的な作業姿勢です。
ロータリ・カバーを下げて片培土機に触れる手前で止めます。
反転式の取付金具を使っていますが、この取付金具に引っ張り金具の取付フックがあるので、これに引っ張り金具を取り付けます。
最後に、引っ張り金具(ターン・バックル)をガタの無い程度に張って完了です。
ニプロ・フレール・モアFNC1200で、刈刃の交換です。
刈り残しが出来るということですが、かなり摩耗しているので納得できます。
刈刃が無くなっているところも多数あります。
もっと早く交換するべきです。
シャックルまで摩耗すると、後で高く付いてしまいます。
ボルトとナットを外して、刈刃を外します。
メガネなどのレンチが2つ必要です。
作業中に緩まないように、Uナットが使われています。
シャックルは、まだ使えそうなのでこのまま使います。
新品の刈刃と比べるとよく分かりますが、摩耗して2つに割れてしまっています。
この刈刃は、柔らかい草を刈るのに向いています。
新品の刈刃を1つずつ取り付けていきます。
緩まないUナットなので、グイグイ締める必要はありません。
使い回しなので緩む可能性はありますが、そこそこ締まったところで十分です。
フレール・モアは、ロータリなどとは逆に回転するアップ・カットなので、刈刃は左写真のように取り付きます。
ベルト・カバーを外し、ベアリング・ケースのグリース・アップを行います。
グリース・アップを怠っていると、ベアリングの寿命が縮まり破損します。
反対側のベアリング・ケースにもグリースを注入しておきます。
毎シーズンに1回はグリース・アップしておきたいですね。
コバシ・フレール・モアの草刈り作業です。
1m以上ある草でもバシバシ粉砕して刈り倒せるのが、ハンマナイフ・タイプの良さですね。
埃でラジエータの防塵アミが詰まり易いので、マメに掃除する必要があります。
ニプロ・ウィング・ハローWAS2400Bで、耕運軸からオイル漏れしたまま使用し続けた結果、ミッション(チェーン)・ケースの中に泥水が浸入してしまいました。
ドレン・ボルトを外したら泥水しか出てこなかったので、ミッション・ケース内は相当酷い状態だと想像できます。
左写真は左右の耕運軸を外し、オイル・シール、ベアリング、スプライン軸を外したところです。
入力軸があるベベル・ギヤ・ケースを固定しているボルトを全て外し、ミッション・ケースからベベル・ギヤ・ケースを分離したところです。
ベベル・ギヤ・ケースをそのまま引き抜いていきます。
泥と錆びで酷い状態です。
こんな状態でも直す予定です。
左写真のようにチェーンとスプロケットが付いた状態で外れてきます。
ミッション・ケース内は高圧洗浄機で洗い、水気を飛ばすためしつこくコンプレッサでエア吹きします。
ギヤ回り、チェーン、スプロケット、タイトナ(チェーン張り)などは、灯油溜まりに浸けては鉄ブラシや歯ブラシで磨くを数回繰り返して、何とか再利用できる状態にしました。
後は、普通にオイル・シールとベアリングの交換ですね。