燃料計が働かない(KB21X)
クボタ・トラクタKB21Xで、燃料が入っているのに燃料計が正しく表示されません。
燃料切れの警告灯まで点いています。
燃料タンクの上にある油量レベル・センサの配線回りを確認するため、メータ・パネルを外します。
左写真のように、マイナス・ドライバの先端を隙間に差し込んで、メータ・パネルを少しずつ起こして外します。
メータ・パネルを外してみると、鼠が持ち込んだであろうゴミがたくさんあります。
ゴミを取り除いてみると、油量レベル・センサに繋がる配線が切れています。
鼠にかじられた訳ですが、燃料計が働かない原因はこれです。
配線を束ねてあるカバーをめくり、全体をしっかり確認します。
どうやら切れているのは、油量レベル・センサに関わる2本の配線だけです。
左写真のように、角材を挟んで手が入るスペースを確保しておけば何とか作業出来ます。
丸型端子と共にネジを締めてアースを取り付け、平型端子を油量レベル・センサに接続します。
ビニール・テープを巻いて配線を束ね直します。
キーSWを入れて正常に働く燃料計を確認できたので、後はメータ・パネルを元の状態に戻します。