トラクターの作業機10

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ミツビシ・トラクタGF150で、ユニバーサル・ジョイントのグリース・アップです。

ロータリを地面まで下げたらゴム・カバーを捲り、頭部14㎜の固定ボルトを6本外し、上部カバーを外します。

下部にも同じカバーがありますが、これは外しません。

このトラクタは直装2点リンクなので、PTO軸(トラクタ側)とPIC軸(ロータリ側)の間隔がとても狭く、ユニバーサル・ジョイントも短く独特な形状になっています。

PTO軸側のグリース・ニップルにグリース・ガンのノズルを正確に当てる隙間がないので、ユニバーサル・ジョイントを外します。

後方にユニバーサル・ジョイントを引かないといけないので、PIC軸との摺動部のグリース・ニップルからグリースを注入しておきます。

エンジンを始動してロータリを少し上げたら、ユニバーサル・ジョイントを手で回してロックピンの向きを変え、掴み易い位置にします。

ロータリを地面まで下げてエンジンを停止したら、ロックピンを押しながらユニバーサル・ジョイントを手前(後方)に引きます。

このまま一気に外したいところですが、ロータリが下がった状態では、ユニバーサル・ジョイントを外す十分な空間がありません。

エンジンを始動してロータリを最上げ位置まで上げたら、ユニバーサル・ジョイントを下方向に向かって外します。

摺動面にグリースが行き渡っているので、ハンマで軽く叩けば簡単に外れます。

ロータリを上げて外すところが、3点リンクとは違いますね。

PIC軸と摺動する箇所には既にグリースを注入してあるので、残りの2箇所(十字ベアリング)にもグリースを注入しておきます。

十字ベアリングの4軸からグリースが出るまで注入します。

PTO軸が嵌る部分やロックピン回りにも注油しておきます。

2硫化モリブデン入りグリースを使っているので、どうしても黒く汚く見えてしまいます。

体が挟まれないように注意して、PIC軸にユニバーサル・ジョイントを入れます。

下方向からなので、若干やり難さはあります。

ユニバーサル・ジョイントが抜け落ちない事を確認しながら、ロータリを地面まで下ろします。

ロックピンを押し込みながら、PTO軸にユニバーサル・ジョイントを入れロックをかけます。

ロックピンの頭が出ていてロックされている事を必ず確認します。

後は、上部カバーを取り付けてゴム・カバーを下ろし完了です。





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