修理時のちょっとしたコツ4

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◎サクション・ホースにタケノコ継手を入れる方法

サクション・ホースにタケノコ継手を入れようとしても、そのままでは入りません。

熱をかけ温めて入れる方法もありますが、もっと簡単な方法です。

サクション・ホースを足で踏んで軟らかくします。

向きを変えて全体を万遍なくしっかり踏み込みます。

先端から150㎜くらいまで軟らかくします。

合計20回以上踏むと、手で押さえても変形するくらい軟らかくなります。

これで準備OKです。

気を付けなくてはいけないのが、必要以上に強く踏み込み続ける事です。

やり過ぎると白い部分が割れる事もあるので、踏み加減は慣れが必要かもしれません。

タケノコの黒い部分にエンジン・オイルを塗付しておきます。

潤滑材やギヤ・オイルではなく、エンジン・オイルです。

滑りを良くするにはエンジン・オイルが丁度よい粘度なのです。

左写真ではパイプの下に角材を入れて行っていますが、ポンプに取り付けた状態のほうがやり易いかもしれません。

また、全て金属(アルミ等)のタケノコの場合は、最初に表面を耐水ペーパで磨いておくのがコツです。

タケノコ継手にサクション・ホースを一気に入れます。

ホース・バンドを入れ忘れないように気を付けます。

軟らかくなっていないままタケノコ継手を入れると、途中までしか入りません。


◎リコイル・スタータを外した状態で、汎用ガソリン・エンジンを始動させる方法

左写真は、よくあるタイプの汎用のガソリン・エンジンで、リコイル・スタータを外した状態です。

エンジン・ポンプや耕運機などに使われているガソリン・エンジンも、殆どが形は違えどこのようになっています。

例えば、リコイル・スタータ内部のスプリングが破損してしまって紐が引けなくなったとして、それでも今すぐエンジンを始動しなくてはならない場合にエンジンを始動させる方法です。

外したリコイル・スタータを見て回転方向を覚えたら、左写真のように、回転方向を合わせてスタータ・カップに直接スタータ紐を巻きます。

この状態で思い切り紐を引くだけです。

故障のないエンジンであるならば、一発でかからなかったとしても、何度かやればエンジンは始動します。