ウォータ・ポンプから冷却水漏れ(MC15) / エンジン・オイルの交換(AR317)
三菱コンバインMC15で、ウォータ・ポンプの水漏れ修理です。
メカニカル・シールとベアリングを交換すれば良いのですが、通常ウォータ・ポンプASSYで交換します。
冷却水を抜いてラジエータを取り外します。
ラジエータの取り外しは、割りと簡単な作業です。
固定ボルト数本とホース類を取り外すだけです。
ウォータ・ポンプの故障に多い症状でベアリングの破損です。
ガタ付きだすと冷却水が漏れ出します。
年数を経過すると大抵は、メカニカル・シールの劣化か、ベアリングの破損のどちらかの原因で水漏れします。
ウォータ・ポンプ・ケースを取り外します。
カップ・ブラシ・グラインダでケース接合部をきれいにします。
この時、通り穴をテープで塞いで粉塵が入らないようにします。
クボタ・コンバインAR317で、エンジン・オイルの交換です。
エンジン・オイルの交換時期は100時間毎です。
ドレン・ボルトを外し,排油口からオイルを排出します。
エンジン・フードを開けてオイル・キャップを外すか検油棒を抜いておくと、抜けがよくなります。
オイルを排出したらドレン・ボルトを取り付け、給油口からエンジン・オイルを給油します。
エンジン・オイルは約3ℓ入るので、適当に3ℓ近く入れます。
検油棒で一度オイル量を確認します。
ゲージの上限線から下限線の間にあるか確認したら、検油棒を差し込み(戻す)オイル・キャップを締めます。
一度エンジンを始動し、数分回して漏れがないか確認して止めます。
10分くらい経過したら検油棒を確認します。
足りない場合は、エンジン・オイルを上限線のところまで追加します。
入れ過ぎると出力低下する恐れがあるので、きっちり上限線で止めます。