ドライブ・シャフトのオイル・シール交換(ARN445)
  
  
 クボタ・コンバインARN445で、ドライブ・シャフトのオイル・シール交換です。
クボタ・コンバインARN445で、ドライブ・シャフトのオイル・シール交換です。
  
  オイル・シールを取り付けるところからです。
 取り付けるオイル・シールは、軸付きのオイル・シールです。
取り付けるオイル・シールは、軸付きのオイル・シールです。
  
  軸付きオイル・シールから軸であるスリーブを外します。
 オイル・シールを取り付けます。
オイル・シールを取り付けます。
  
  外周部にリチウム・グリースを塗付してあります。
  エンジン・オイルでも構いません。
  
  付着している埃は、取り付け時はきれいに拭きとってあります。
 オイル・シールの外径に合う(やや小さい)鉄パイプをあてがい、その上をハンマで叩いてオイル・シールを打ち込んでいきます。
オイル・シールの外径に合う(やや小さい)鉄パイプをあてがい、その上をハンマで叩いてオイル・シールを打ち込んでいきます。
  
  片寄らないように均等に打ち込みます。
 オイル・シールを打ち込んだ後の写真です。
オイル・シールを打ち込んだ後の写真です。
  
  次はスリーブの打ち込みなので、スリーブの内面(ゴム部分)全体にリチウム・グリースを塗付しておきます。
  もちろん、エンジン・オイルでも構いません。
 スリーブにドライブ・シャフトの直径より少しだけ大きい鉄パイプをあてがい、その上をハンマで叩いてスリーブを打ち込んでいきます。
スリーブにドライブ・シャフトの直径より少しだけ大きい鉄パイプをあてがい、その上をハンマで叩いてスリーブを打ち込んでいきます。
  
  片寄らないように均等に打ち込みます。
  
  打ち込んだ時の金属音が変われば、奥まで入ったということです。
 奥まで打ち込んでも、左写真のようにオイル・シールとスリーブの平面部分との間に隙間があるように見えます。
奥まで打ち込んでも、左写真のようにオイル・シールとスリーブの平面部分との間に隙間があるように見えます。
  
  先の打ち込み前の軸付きオイル・シールを見れば分かりますが、隙間はあるけどリップ部がスリーブの平面部分にしっかり密着しています。
  
  つまり、隙間があるように見えて然りで、リップ部がスリーブの平面部分にしっかり密着している事を確認できればOKです。
 駆動スプロケットを取り付けます。
駆動スプロケットを取り付けます。
  
  オイル・シールは、左右両方を交換しました。
 固定ボルトをしっかり締め付けます。
固定ボルトをしっかり締め付けます。
  
  ミッション・オイルを抜いてあるので、ミッション・ケースにミッション・オイルを入れなければいけません。
 ミッション・ケースの検油ボルトを外し、ミッション・オイルをそのボルト穴から出てくるまで入れます。
ミッション・ケースの検油ボルトを外し、ミッション・オイルをそのボルト穴から出てくるまで入れます。
  
  このボルト穴がミッション・オイルのレベル・ゲージ代わりになります。