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コンバイン修理

排ワラ・チェーンが回らない(ARN445)



クボタ・コンバインARN445で、排ワラ・チェーンと排ワラ穂先チェーンが共に回りません。

排ワラ入力チェーンのチェーン・カバーを外して、安全ピンを確認してみると折れていたので、付属品の予備の安全ピンに交換します。

左写真で左側が新しいピンで、右側が折れて外したピンです。

今回の直接的な原因は、扱ぎ深さ自動を入れ忘れて、過度な深扱ぎで作業して扱ぎ姿勢が悪くなり、排ワラ・チェーンのところで詰まらせた事です。

ボスと排ワラ12スプロケットのピン穴を合わせ、折れた古いピンを取り除いてから新しい安全ピンを入れ、平座、スプリングを入れ固定ナットを締め付けます。

指で上下のチェーンを挟むと簡単に接触する程、排ワラ入力チェーンは弛んでいます。

同じ機構を使っている他の機種を見ても、このチェーンが弛んでいるからといって、実際に問題を引き起こす事は少ないですが、アワー・メータが700時間近くになり交換時期にきているので、排ワラ入力チェーンを交換する事にします。

この排ワラ入力チェーン(ローラチェーン)には半コマが付いているので、部品発注する前に、試しにその半コマを1つ外してみましたが、逆に短くなり過ぎて繋ぐ事が出来ませんでした。

このような事は割りとよくあります。

シーズン終了後になりましたが、新しい排ワラ入力チェーンに交換します。

カッタ・ケースをオープンし、頭部10㎜の固定ボルト1本を外しチェーン・カバーを外します。

駆動ギヤやテンション・ギヤ回りにあるゴミを取り除きます。

扱ぎ胴を手で回して排ワラ入力チェーンを回し、外し易いところまでチェーンの繋ぎ目を移動させます。

クリップを外し、継ぎ手リンクを外します。

外した継ぎ手リンク、継ぎ手プレート、そしてクリップ(Uピン)です。

左写真のように、継ぎ手リンクを使って古いチェーンに新しいチェーンを繋ぎます。

扱ぎ胴を手で回し、新しいチェーンを取り付けます。

チェーンを1周させたら古いチェーンを外し、新しいチェーンを繋ぎます。

継ぎ手のクリップは、回転(進行)方向に丸い部分が向くように取り付けます。

逆向きに取り付けるとゴミなどに引っ掛かり外れる可能性があるので、間違えないように取り付けます。

チェーン・カバーを取り付けて完了です。