コンバインの排ワラ処理3

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クボタ・コンバインER447で、排ワラ・チェーン・ガイドの調整修理です。

左写真で分かると思いますが、排ワラ・チェーンのチェーン・ローラに対して、チェーン・ガイド(レール)が垂直に向かい合っておらず、さらにレール・シャフトが曲がっているように見えます。

チェーン・ガイドは、チェーン・ローラに対して出来るだけ垂直に向かい合い、チェーンの山プレートと山プレートの間になるべく真っ直ぐ位置している事が重要です。

そうでない場合、ワラがスムーズに送られず詰まりの原因になる事があります。

左写真のように、軸受け金具の固定ボルト(頭部12㎜)を2本外します。

チェーン・ガイドには排ワラ・チェーンの山プレートとの間に出来た摩耗痕がありますが、これはこのままで交換しません。

左写真のように、チェーン・ガイドを伸縮させるための切換ワイヤとプーリを外し、軸受け金具を完全に取り外します。

ワイヤが交差していて少し難しく感じますが、外す前の状態の写真を撮っておく事で、元に戻す時にそれを見て確認が出来るので安心です。

割りピンを外して、軸受け金具からレール・シャフトを外します。

直尺を当てて確認してみると、やはりレール・シャフトが曲がっています。

曲げ修正でも良いですが、今回は部品交換します。

今回交換する部品は、軸受け金具とレール・シャフトの2点です。

新品の部品が届いたので、軸受け金具にレール・シャフトを組み付けます。

軸受け金具に切換ワイヤとプーリを取り付けます。

アウタ・ワイヤの取り付けは、固定ナットを外した時の位置と同じに位置で取り付けているので、基本的には調整は大丈夫なはずです。

ついでなので、潤滑材をアウタ・ワイヤの中に吹き付けておきます。

チェーン・ガイドが排ワラ・チェーンの山プレートと山プレートの間にくる位置で、固定ボルトを締め付け軸受け金具を取り付けます。

チェーン・ガイドを前側でも少し調整します。

左写真で分かるように、きれいに調整が出来ています。

カッタ作業と排ワラ作業の切換を確認し完了です。





クボタ・コンバインARN438で、排ワラ・チェーン・ガイドの調整修理です。

排ワラ・チェーンのチェーン・ローラに対して、チェーン・ガイド(レール)が垂直に向かい合っていません。

頭部12㎜の固定ボルト2本を緩めて、チェーン・ガイドの後側の支持部であるレール・シャフトの軸受け金具をずらし、チェーン・ガイドを調整しようとしたのですが、軸受け金具のレール・シャフトが摺動する穴が摩耗しているため、遊びが大きくなり適切な調整が出来ません。

したがって、軸受け金具を外してこれを直します。

チェーン・ガイドを伸縮させるための切換ワイヤとプーリを外し、軸受け金具を完全に取り外します。

左写真で分かるように、軸受け金具のレール・シャフトとの摺動面が摩耗しています。

本来は部品交換ですが、今回は時間的に余裕がないので溶接して修復します。

レール・シャフトを外した上で、軸受け金具の摩耗して無くなった部分を肉盛り溶接し、ディスク・グラインダで表面を削って面取り(平らに)します。

当たり前ですが、レール・シャフトが楽に摺動するか確認します。

さらに適当な鉄板をカットし、それを溶接補修した箇所に当て溶接し補強します。

左写真は下側ですが、上側も同じように修復し、レール・シャフトが楽に摺動するか確認します。

後は、外した部品を組み付けてから、排ワラ・チェーンのチェーン・ローラに対して、チェーン・ガイドが真っ直ぐ向かい合うように調整し、2本のボルト(頭部12㎜)を締め付けて軸受け金具を固定します。

今回の修理時間は、外して修復し組み付けるまで40分くらいです。





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