稲作の栽培暦例 |
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品種:ハツシモ(晩稲型) 地域:岐阜 苗箱:マット苗 (育苗器などは使わない) ※H17年の栽培暦です。…作業工程は大凡で、地域によっては10日程早い。 特に肥料と農薬の散布については、その年の天候や圃場状態などに影響されるため専門機関に相談して使用してください。 |
生育の流れ
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作業時期
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稲の作業
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田圃の管理
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施肥
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防除
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種籾の発芽準備期間
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4/27
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種籾の選別…風選または塩水選
(塩水選は比重約1.13で沈んだ籾のみ使用し、その後すぐに水洗いをする) 種子消毒…お湯または薬
(お湯の場合は、塩水選前に約60℃のお湯で10分間消毒、薬を使う場合は塩水選後で右参照) 浸漬1…積算温度約100度になるまで浸漬、また初めの3日間は水を換えない。
(平均気温15℃として約1週間、水は籾の2倍以上の量) 浸漬2…上記浸漬1の後、風呂などのぬるま湯(30~32℃)に種籾を1~2日浸漬、ハト胸状態を確認
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春耕し、畦立て
畦の草刈、除草
苗場の準備
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種子消毒…スポルタックススターナSE200倍、スミチオン乳剤1000倍の混合液を
水温10℃以上、約24時間浸漬した後自然乾燥。水洗いしない。 (ばか苗病、籾枯細菌病、イネシンガレ線虫) 苗箱消毒…床土入れ前
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育苗期間
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5/10
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播種…1箱当り150g
覆土は必ず市販粒状で 籾は隠れる程度 (床土入れ、播種、覆土、潅水) 育苗…約20~30日
(稚苗~中苗) 1.発芽期:約3~5日で発芽 (播種後保温シートを被せ温度管理する) 2.緑化期:揃って発芽後、第2葉が現れるまで (直射日光を当てず、トンネル被覆など日陰で管理潅水) 3.硬化期:第3.5~4葉が現れたら移植時期 (直射日光と外気にさらしながら管理潅水) |
苗場の管理…温度、水、防風、日光
水入れ…水深1cm
代かき…田植3~6日程前
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元肥…代かき前
(チッソ少ない、リン、 カリ多い、他微量要素) |
土壌消毒…播種時
床土に水田土など市販育苗土以外を使用する場合、土壌消毒が必要 床土は粘土質、砂質以外で (苗立枯病など) |
有効分けつ期間
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6/5
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田植…疎植、細植え
株当り2~3本、植付深さ2cm (中苗初期) |
水管理…湛水
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つなぎ肥…田植3週間後
(チッソ少ない、リン、カリ多い) |
箱処理剤…田植又は播種時
(いもち病、ウンカ、メイ虫など) 水田除草剤…使用時期は薬の種類、天候、圃場状態によるが、通常田植1~2週間後
また、一発処理剤など (雑草全般) |
転換期
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7/10
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中干し…田植約1ヶ月後
2回に分ける場合、1回目は田植20日後4~5日干し、1週間湛水後すぐに2回目の中干しをする (足が沈まない程度、ヒビ割れ厳禁) 溝の手直し
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調節肥…中干し3~6日前
(チッソ無し、リン多い) |
中期水田除草剤…使用時期は、薬の種類、天候、圃場状態による
晴天時は控える (難防除雑草、クログワイなど) 防除…中干し後
(もん枯れ、ツマグロヨコバイ、ウンカなど) |
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幼穂形成期
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8/5
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水管理…1~2日湛水、3~4日落水を目安
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追肥…出穂2~3週間前
(チッソ、カリ多め、リン少ない) |
防除…出穂2週間前
(いもち病、籾枯細菌病、ウンカ、カメ虫、ニカメイチュウ、ヨコバイなど) |
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出穂期(登塾期間)
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8/30
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水管理…1~2日湛水、3~4日落水を目安
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実肥…出穂花落ち後
(チッソ、リン無し、 カリ、ケイサン多い) |
防除…出穂1週間後
(穂いもち、穂枯れ、ウンカ、カメ虫、ニカメイチュウ、ヨコバイなど) |
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落水期(登塾期間)
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10/15
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水抜き…出来るだけ遅くまで水を保つ
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刈取期
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10/25
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稲刈
籾乾燥…水分値14.5%
(急乾燥は避ける) 籾摺り
玄米選別計量…選別網1.80使用
袋詰め
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稲刈り後
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秋耕し
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土壌改良肥
(ケイサン、カルシウム) |
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作成日:2008/7 |