田植作業前の準備
  
  
   
  
  
  圃場の準備
  
    - 耕運 
    
- 130~150㎜程度の深さで一般耕運。秋(収穫後)1回、春1回など。 
    
- 代かき 
    
- 表面層を出来るだけトロトロにして均平する。 
    
- 水の深さ 
    
- 圃面の水は、水深10~15㎜程度する。 
    
- 圃面の硬さ 
    
- 指で圃面に線を引くと、なめらかにスジができ、その跡に徐々に泥が寄る程度。代掻き数日後(気候、土質により不定)。 
    
- 施肥、除草 
    
- 地域の指導機関に相談する。 
  
田植機に使用する苗の標準例
   
  
    - 稚苗 
    
- 葉令(葉)…2.0~2.5、苗丈(㎜)…80~150、育苗日数(日)…15~22 
    
- 中苗 
    
- 葉令(葉)…3.0~3.5、苗丈(㎜)…150~250、育苗日数(日)…23~30 
  
    - 苗床厚さ(㎜)…25~30 
    
- 床土…専用育苗土(粒または粉状)など。 
    
- 播種(乾籾)…稚苗は150~200g/箱、中苗は90~140g/箱くらい
 
 ※播種時は、催芽籾なので、乾籾の約1.2~1.3倍の量になる。
 
- 例えば、播種機の播種量設定を150gに設定した場合、乾籾(購入直後)で換算すると120gくらいになる。 
    
- 覆土…専用育苗土(粒状)、粘土質土壌は避ける。
 
- 苗床水分…苗床の底面を指で押さえて少しくぼむ程度の湿り。植付前日まで潅水しておく。
 
 ※育苗方法は地域により事なることがあるので、各地域の「指導指針」を参考にする。
  
   
  
  
  作成日:2008/9